9月にマイクロソフトは新OS「ウィンドウズ7」を、Appleは「 Mac OS X Snow Leopard」を発売しますが、前者は2万円代。後者は確か約3,000円。
この価格差をどうみるか。
なんだ、Snow Leopardは、大したアップグレードじゃないのね、と見られてしまうかもしれませんが、ところがどっこいそんなことはないのです。
細かいところは本家に説明してもらうとして、とてもこれまでの常識なら3,000円で買えるような代物ではありません。
ではなぜこんなに格安で販売するのか?!
Appleは、OSを売っていますが、本当にAppleが消費者に売りたいのは、Happyなライフスタイルです。
Mac OSや、iPod、iPhoneをすでに使っている人はもうわかっていますが、兎に角、使っていること自体がとても楽しいのです。それがあるから、やる気になる、みたいな・・・。
そう、OSを買うのではなくて、Appleの提案するライフスタイルを買うのです。
そして、それらの対価として、納得のいくお金を払います。
これに対してウィンドウズユーザーは
職場がウィンドウズだから、、、学校がウィンドウズだから、、、ワードだから、、、エクセルだから、、、という好きでもないのにしょうがなく世の中のマイクロソフト帝国の流れに巻き込まれ、しょうがなく(あるいは、何の考えもなく)ウィンドウズを使っている人が大半です。「えっ? Mac ? あんなの使っている人少ないし、仕事で使えるの? 高いって聞いたし・・・。」
Mac OSを使っている人は少ないですが、iPodやiPhoneを使っている人はものすごい数います。iPodやiPhoneは、ウィンドウズで使ってさえ快適なのだから、本家のMac OSで使うともっともっと快適でスムーズ&スマートです。
Windowを仕事で使っている、と言っても、どうせワードとエクセルくらいしか使っていない人がほとんどです。ワードとエクセルはむかーしからMac版もあります。というよりマイクロソフトは、Mac版とWin版を毎年交互に発表しています(でも、もうワードとかエクセルとかに執着する時代もあと5年以内で終わりだだろうなあ。クラウドコンピューティングが世界を急激に変えています)。なので、仕事でも安心です。
高いと言っても、世の中にゴミのようにある(ピンキリ)ウィンドウズマシンの一番安い代物と比較されると困ります。同レベルのマシンと正当な比較をすると、圧倒的にコストパフォーマンスが違います。その他、Winは新しいOSが出た時には高い金をだして買わなければならないし、ウィルスソフトも毎年かってやらなきゃならないし。。。兎に角、Windowsの世界にいると、消費者はつまらないところでお金を支払わなければならないようです。AppleのようにライフスタイルをHappyにするための支出よりもそういう「なんだかなぁ」と思わせるような支出が多いのです。それでもWinの方が高いのかな?
新しいOSの販売価格からこんなことを考えました・・。