2010年3月27日土曜日

iPad妄想(ファミレス偏)

家族で4人でファミレスを訪れる。
週末のディナータイムでけっこう混んでいる。2〜3組み順番待ちしてるから、10分位またされそう。
というシチュエーションをベースに想像をふくらませてみた。

入り口で名前を書き、待合スペースのソファーに腰掛けると、店員が家族4人分のiPadをそれぞれに配布。
画面をタッチすると、そのファミレス専用のアプリが自動的に立ち上がり(それしか立ち上がらないようにしておく)、Welcomeの映像とアプリのメニューが出てくる。
主な項目は
(1)メニュー
(2)ミニゲーム
(3)ショッピング
(4)ネット

まず(1)のメニュー
ファミレスで扱っているメニューを様々な切り口から映像と写真で紹介。
普通のジャンル分けでの紹介はもちろんのこと、データベース機能をフル活用した紹介をする。
例えば、
「1000Kカロリー以下で、しかもお腹いっぱいになるメニュー」
「1000円以下で済ませたい」
「旬の物を使ったメニュー」
「アレルゲン(例えば卵等)を使っていないメニュー」
「現在、待ち時間がもっとも少なく提供できるメニュー」
「過去の食べたものリスト(ユーザーアカウント必要)」
などを効率良く、選択できるようにする。

そして、そこでそのまま注文できるようにしておく。
(ただし、注文したけど、予想以上にまたされてキャンセルして立ち去る客もいるだろうから、そこは考えどころ。)
家族4人のiPadはBluetoothで連動させているので、お父さんは、お母さんやこども達が何を注文したかを自分の画面を見るだけでわかる。

子どもが卵アレルギーがある場合、そういう条件(卵を使っていないメニュー)を設定してやれば、それしか表示しないので、探すのがとても楽。
高齢者向けのメニューなどもすぐに探し出せる。

すべてのメニューの詳細情報として、その日に使った食材をトレースできるようにしておく。(欲しければ、その農家に野菜を注文することもできるようにする。(3)のショッピングの内容にリンクしている。

(2)ミニゲーム・ひまつぶし
3分くらいで終わるミニゲームをプレイできる。
成績次第で、例えば「おつまみプレートサービス」とか「ドリンクバー無料」などのクーポンを。
そしてBluetoothで家族4人で共同プレイできるゲームなどもあると、盛り上がること必須。
クイズとかでもいい。そのファミレスのうんちくに関するものとか、食に関するものとか。

暇つぶしとして、雑誌や新聞、こどもの絵本を読めるようにしておく。
有名雑誌30種、新聞5種くらいをiPad30台のライセンスで定期購読しておけばいい。
どれだけ種類を増やしてもかさばらないし、何人もの人が同じ雑誌を読める。
絵本は10冊程度。これも読み終わってその家族が気に入ったら、そのまますぐに買える。
読み終わらない場合、それがさらに買う動機になる。

あと、広告料をもらって、スポンサー企業の広告を端っこに流す。
お客さんがリンクからその企業のサイトに行ったらクリック料をファミレスはもらえる。

(3)ショッピング
そのファミレス限定販売の食材(よくあるのはドレッシングとか)をiPadで注文できる。
他にも、そこで使っている野菜で、食べてみて美味しかったものを、iPadから注文し会計でお金も払っておけば、翌日にはそれが届く。
Amazonや楽天などの大手にもリンクし、その日買い忘れた物などを買い物できるようにしておく。ファミレスは、そのiPadを通じて購入したということでアフィリエイトの利益をもらう。その売上はたかがしれてるかもしれないが、何の追加労力もなしでできることだ。

(4)ネット
食べている間もiPadを使っていても良い。
ブラウジングしたり、雑誌読んだり、自分の注文履歴を見てみたり。
Twitterでその店で食事していることをつぶやいたら、ちょっと割引される。
東京で食べている自分と、北海道店で同じメニューを食べている人とTwitterで交流とれる(ここまでするか!?)

アカウント上に貯めておいたポイント(ゲームや食事料金に応じて付与)の管理もできる。
支払いに当てたり、買い物に使ったりできる。

などなど。なんか考えだすとキリがありません。
けっこう使える端末になると思います。
というか、ネットにつながっていて、しかも老若男女だれでも簡単に操作できる、というだけで、どんなことでもできちゃいます。

居酒屋の場合、最後に割り勘ソフト(3つくらい条件を入れられる。社会人か学生か、酒を飲んだか飲まないか、未成年か成人か、などを入れると適切な(?)割り勘定をしてくれる、というもの。

とりあえずファミレス偏は以上
あ〜、おもろい。
これを書きながら美容室偏ももう思い浮かんだ。
時間があったら書く。




2010年3月23日火曜日

BiND3の導入を考えている方へ


自分が我流ながらホームページ運営を約1年半続けてこれたのは、デジタルステージというソフト会社のBiNDのおかげ。
この間、何人かの方から「ホームページを作るのによいソフトはどれか?」とか「BiNDの使い勝手はどうか?」という質問を受けたので、ここでまとめておこうと思い、この記事を書き始めました。

まず、BiNDのことを各前に、自分がどういうレベルのユーザーかを書いておこうと思う。これによっては、あぁ、この程度のユーザーの言うことであればあまり参考にならないな、とかちょっとレベルが高すぎるな(これはないか…)と判断して、その先を読み進めるかどうか決めれもらえればいいです。

まず、自分は、生粋のMacユーザーです。1996年に初めて買ったパソコンがMacで、それ以来ずうううっとMacしか使っていません。ですからWindowsの事情はさっぱりわかりません。
次に、自分は、HTMLのことは微塵もわかりません。ホームページを作りたいという気持ちは10年位前からあったのですが、その間、一瞬足りともHTMLを覚えようとしたことはありません。HTMLに限らず、 Apple scriptやターミナルなんかも一切やりません。いや、触れません。
兎に角、プログラム系のことは小学生の頃にMSXのBasicで雑誌についていた超大作のRPGを打ち込もうとして挫折して以来いっさいやらなくなってしまいました。

ホームページはその昔、アドビのページミルやホームページプロを使っていました。どちらも基本的にHTMLの知識なしでできるものでお世話になりました。それらを使い慣れた頃、DreamWeaverにステップアップしようとしたのですが、あまりの敷居の高さに、すぐにヘコタレてしまいました。

とまあ、ホームページ作成については、このレベルです。9段階で言うと、下の上、といったところでしょうか。

ただ、兎に角、ホームページを作りたい(というより、サイトを通じて、人に影響を与えたい)という欲求だけは強かったので、ずっとホームページ作成にちょうどよいソフトを探していました。
ただし、Macでは、GoLiveかDreamWeaverか、というどちらも敷居も値段も高いソフトしかなく、なかなか手がでない状態が続いていました。Macの世界での素人向けのホームページ作成ソフト不在の時代が長く続いていたのです。

そんな中に、流星のように現れたのがBiNDでした。
発売前の宣伝を見ただけで、これは買いだ!と思いました。
細かいことはさておき、なんだか素人でもかっちょいいサイトが作れそう! よし、やろう!
BiNDはそう思わせるのに十分なオーラを発していました。
で、会社のサイトを作るという名目で、会社に買ってもらいました。

そうやって意気込んで購入したBiND1でしたが、やりたい気持ちはものすごくあったのですが、いろいろ忙しくて、結局ろくに触ることなく(おまけのブロックだけはよく遊んだ!)、BiND2の発売を迎えてしまいました。
BiND1をまったくといってよい程使っていなかったけれども、逆に、自分にプレッシャーを与える意味で、あえてBiND2もすぐに購入し(今度は自腹)、すぐに取説を熟読し、使い始めました。

BiNDの良いところ。

その1:テンプレートに当てはめていくだけで、それなりの、いや自分のレベルにそぐわない、かっこいいサイトができあがる。

簡単にできる、というのはとても重要。素人がホームページを作る時、目的はあくまでも中身を誰かに伝えることであってサイトを作ることそのものではありません。なので、サイトを作るための時間は極力少ない方がよいに決まっているのです。残りの時間は、コンテンツや本来の活動に充てた方がよいのです。そんな人にとってBiNDは最適です。

ブログをやっている人で、ブログパーツをいろいろと使っている人は、さらにBiNDの敷居は低くなると思います。まさに、ブログパーツをあてはめていく要領で、ホームページが出来上がっていきます。GoogleやYou Tubeとの連係のあたりはブログパーツの当てはめそのまんまです。
「このパーツを上にして、こっちのパーツを左にして…」といった具合に、マウスでちょこちょこ移動させるのです(ドラッグアンドドロップではありませんが)。

その2:タイトルやバナーもBiNDだけでできる!

たぶん、BiND以外のソフトでホームページを作る時は必ず、Photoshopやイラストレーターも立ち上げ、それらのお世話になりながら、アプリをあっち行ったりこっち行ったりしながら作っているかと思います。
BiNDではその作業が不要です。タイトル(ビルボード)やバナーもテンプレートがあり、その写真を入れ替え、文字を入力してやれば自分のタイトルがBiNDだけでできてしまいます。

このスムーズさは非常に快適です。
というより、ちょっと手直ししたいだけなのに、いちいちPhotoshopなどに切り替え、それらを保存し、またサイト作成ソフトに読み込み…なんて毎回やっていたのではとても面倒です。
BiNDはその面倒な別アプリでの作業を不要にしてくれました。

その3:アップロードもBiNDだけで。まあ、これは他のソフトでもそうなのかもしれませんが、要はサイトの更新をしよう!と思ったら、本当にBiNDだけですべて事足り、完結します。この完全パッケージ感が、サイトをちょっとでも更新しよう、という意気込みというかやる気に繋がります。

ホームページ作成ソフトで一番だいじなところって、そこだと思う。如何に、更新を続けられるようにユーザーのモチベーションをアップさせてくれるか…。そこにつきます。
続けていれば、アクセスも増え、やる気もアップ、という好循環ができあがります。

頼るところは頼って(BiNDのテンプレート、YouTube、Googleの各種サービス等々)、自分で考えなければならないところに集中させてくれるところが一番気に入っているところです。

これはAppleが考え、提供してくれているソフトと共通した印象をもちます。
私たちユーザーがやりたいのは、データーの加工やファイルの管理ではなく、人に何かを伝え、感動させたい、喜ばせたいということに尽きるのです。
例えば、AppleのiPhoto。これは写真を如何に簡単に楽しむか、ということに特化しています。
デジカメをMacにつなぐ、そうすると勝手にiPhotoに読み込まれます。
最短で言えば、その時に取り込んだファイル達は1つのイベントにまとめられているので、それを選択して、スライドショーをクリックすれば、もうそれを楽しめるのです。トータルで数クリックで済むのです。

これがWindowsではどうでしょう。
カードを読み込む。
どこに保存するか?
フォルダ名はどうするか?
どのアプリで写真をみるか?
アプリ起動。
どのファイルを開くか?
などなど…
兎に角、面倒面倒面倒…。

そんな作業はできればなくしたいのです。
AppleのソフトはiPhotoに限らず、ユーザーがすぐにクリエイティブな作業に没頭できるように設計されています(OSレベルで)。

BiNDも、そんな感じです。
なので、HTMLがどうこうとかFLASHがどうこうとか、うんちくはどうでもいいから、俺はサイトを作ってたくさんの人に見てもらいたい! という人にはもうBiNDしかありません。

ヘタにうんちくのある人からすると、BiNDも実は癖があって、いろいろ突っ込みどころはあるのかもしれませんが、現にBiNDでサイトを開き、人生が変わるくらいの経験をした人もたくさんいると思います。

そう、やってみてなんぼ、続けてなんぼのホームページ運営です。
それを、やる気にさせてくれる、続けさせてくれる、というところがBiNDの真骨頂だったりします。

ちなみにAppleの純正ソフトにiWebというのがありますが、これもBiNDを使う前に少しだけ使ってみました。
これはこれで、BiNDよりももっと簡単にサイトを作れるようなソフトではありますが、その分、当然、自由度はなくなります。
行ってみれば「もう本当にデザインなんかどうでもいいから、テキトーな感じでサイトが作れればいい!」という人であれば、iWebでもいいかもしれません。
が、なにぶん、簡単=自由度が低い ので、後からやる気が上昇し、レベルアップしようとしてももともとできることが少ないので、あまりレベルアップできません。
自分の場合は、デザインの雰囲気がちょっと自分の趣味に合わなかったので、使うのを早々にやめました。

そんなわけで、BiNDは「何かを伝えたい!」という情熱はあるけど、時間も知識もない人にうってつけです。
ただ、めっちゃ簡単というわけではないので、最初、5〜10時間くらいは、没頭して使う時間が必要だと思います。
慣れてくると、もうこっちのもの。職業訓練校にでも行って1つのスキルを身につけたような気分になってきます。
どんなサイトだって作れそうな気分になってきます。
ですから、いつかは自由自在にサイトを作れるようになってやる、という意気込みで最初のハードルだけがんばって超えてください。そこで得たスキルから生まれる効果は計り知れませんから。

最初はあまりページの多いサイトを作らない方がいいです。
よくわからないうちに、作りこんだサイトを構築し、ちょっとしたミスで全体がぐちゃぐちゃになってしまう恐れもあります。ですから、最初はこぢんまりとページ数の少ないサイトで一通りスキルを磨き、それから徐々にページを追加していくことをお勧めします。

サイト作成に迷っている方、ぜひBiNDおすすめです!
4月にBiND3.5というのが出ますが、BiND3を持っている人は無償アップグレードできるので、今から買っても大丈夫です。




サイト分析