2010年10月17日日曜日

瞬間と連続、緊張と弛緩


昨夜、保育園仲間(こどもたち含む)の飲み会があり、この前の運動会写真のスライドショーをやった。
1,000枚くらい撮った写真の中からの約450枚程度をただAperture3のスライドショー作成機能を利用し、写真を並べて、iTunesから曲を入れただけ。KenBurns機能もお任せなので時々、肝心の顔が見えないエフェクトもあったが、全体を通じてとても好評だった。
改めて思ったことは、こうして皆で共有して見るときは、ビデオよりも写真の方がいいなということである。
ビデオは出来事を連続でとらえている。写真は一瞬。
ビデオの方が「全部撮ってるからよさそう」と思いがちだが、そうではない。
後から見るとビデオは「全部撮ってるから」という安心から見る時に、緩みがでてきてしまう。
そしてビデオはただ「全部」というだけであり、そこに表情やシーンの選択の余地はない。
ただ、その時のそのままを流すだけ。
写真は、特にスライドショーでは1枚約5秒しか表示されず、しかもその写真は選び抜いた1枚だ。
そこへのまなざしの集中力が違い過ぎる。

スライドショーの奥の深さを感じた。



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