2009年11月21日土曜日

素人ムービーのすすめ(3)いろんなものを撮っておく

いよいよ撮影です。

さて、何を撮ろう!? 
旅行などの家族のイベントとか学校の行事があれば、それをとればいいですが、そうでない場合は?

なんでもいいのです。
そのヘンを散歩してきれいな風景や町並みをとってもいいし、子どもがおもちゃで遊んでいるところでもいいのです。
撮影している「今」はまだ何でもない日常かもしれませんが、それが5年後、10年後にはとてつもなく大切な映像になっています。
近所のいつも買い物している商店街も10年後には、再開発で、消滅してしまっているかもしれません。
今、目の前で遊んでいる子ども達も、10年後には、どこにいるかわかりません。

ちなみに、うちでは、「毎日30秒ビデオ」というのを撮っています。
毎日、30秒間だけ、主に子どもの日常を撮影しています。
30秒なので、本当に断片しか撮れませんが、それが何年分も溜まってきていてる今となっては、短時間でこどもの成長を確認できる貴重なビデオです。行事じゃないからかしこまってないし、本当にありのままの日常がぎっしりと詰まっています。
最近は忙しくて取り忘れが多くなってきてしまいましたが、我が家の宝物映像です。

そんな感じで、撮る対象はなんでもいいです。
とりあえず、「2009年11月の我が家」というタイトルで自分の住んでいる家をカメラをもって歩き回って、置いてあるものなどを自分で説明しながら撮る、というのはどうでしょうか。
これも例えば毎年1回撮影するのを積み重ねていくと、とってもおもしろいものになると思います。

撮影する際のポイントは、カメラを回しっぱなしで撮影するよりは、細切れでもシーンごとにバラバラの映像にした方が、後でパソコンで加工が楽です。
手で持ったまま、シーンを変えているとまず間違いなくぶれます。
そのブレが続くと、見ている人が酔ってきて気持ち悪くなります。
なので、編集段階ではそのカメラの方向転換の部分はカットすることになります。
どうせカットしなければならないのであれば、最初から撮らない方がいいです。
ただ、これも面倒であれば、撮りっぱ、でもイイと思います。
それはそれで味のあるムービーになることもあるからです。
兎に角自分がやりたいように、やる! のが一番です。

制止画(デジカメ写真)も撮っておくといいです。

自分の場合、たとえばこどもの運動会なら、たいてい入り口に置いてある「○○保育園、第5回、運動会」みたいな看板をデジカメで撮影しておきます。
ムービー編集ソフトは、ムービーの合間というか好きなところにデジカメ写真を挿入することができます。
ですからこういった看板とか文字を読ませたりする場合は、制止画でとっておいて取り込んだ方が見やすくていいです。
静止画といっても、ムービーで編集する段階では、その写真を右から左に流したりだとかゆっくりとズームアップしたりだとか、凝った演出ができます。
ただ、看板の写真を表示するだけではないのでご安心を。

看板に限らず、強調したいアイテムは、ムービーだけでなくデジカメでも撮っておくとあとあと活用できますので、余裕があれば、ぜひムービーだけなく写真もとっておきましょう。
映像以外にも、例えばDVDのオーサリングソフトで使ったり、人に配る際のDVDのパッケージや盤面に印刷するためのデザインにも活用できます。

あと、撮る際には、ビデオカメラの日付を再確認してください。
ムービー編集ソフト(この連載では主にAppleのiMovieを対象とします)では、取り込んだ際にムービーに記録された日時をもとにデータベース的に取り込まれます。
ですから日時が間違っていると、あとで「あれっ?!?」となってしまいます。
間違っている場合は、正確な日時に設定してください。

素人ムービーのススメ(3)おわり

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