2009年10月20日火曜日

KDDI(au)の終焉が見えた・・・

KDDIの小野寺社長が2009年秋・冬モデルの発表会で言いました。
http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0910/19/news075.html

「iPhoneはそれなりに出たことは承知しているが、台数としてはまだまだ。日本人はテンキー入力に慣れており、スマートフォンが日本でどこまで使われるかは検証が必要」

要は、「iPhoneなんかダメダメ。やっぱ日本古来のケータイでしょ。」ということらしい。
これ読んで、ああ、KDDIは3〜5年後には潰れるなあと思いました。
もし小野寺氏が、会社を守ろうという気持ちのある責任ある人間ならば、この発言をいつか(いや早急に)、訂正し路線を変更するしかないと思います。

私の予想としては、携帯電話はこれからどんどんiPhoneのようなスタイルになっていくでしょう。
ユーザーの使い勝手、開発側の負担などを総合した場合、どう考えてもiPhoneタイプのスマートフォンしか選択肢がありません。
古来のケータイを作る理由は、古来のケータイしか使えない、と思い込んでいる人がいる間しか成り立ちません。
たぶん、どんな人もiPhone を1ヶ月使うともう古来のケータイのハードウェアテンキー操作には戻れなくなります。
「よくあんな使いにくいキーでメール書いてたなぁ」と自分に感心すること間違いなし。

あと今回、KDDIは「メールを無料」にしたことも売りにしてますが、スマートフォンになったらみんなWEBメール使うから、メールなんかもともと無料が当たり前です。
「メールが無料? そんなの当たり前じゃん」という時代に「メール無料」はいばって言うセールスポイントではありません。
もう時代はGoogle Voiceやskypeで携帯での通話がすべて無料、というところまで世界では来ているのです。
技術的にもiPhoneでそれができてしまっているのです。

KDDI、ほんと可哀想なくらいです・・・。

そこで思いついたのは、KDDIは、こどもと高齢者向けのらくらくホンみたいなケータイの専門会社に徹する。
新しいことには見向きもしないで、純国際のハードとソフトウェア技術のみで、古来の、というか新しいものに向き合いたくない、向き合う必要性がまったくない人の為のケータイを、作り続ける。
うん、これならこれで存在意義があるな。
それしかないよ、KDDI。

でも、昨日、小学生か中学生くらいの子が電車の中でiPhone操作してたな。
DSやPSPで通信ガジェットに何の抵抗もない世代はiPhone欲しがるだろうなあ。
だってDSやPSPと同じようにゲームできるんだもん。
「らくらくホン?! ダセーよ、そんなの・・・」って。

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