2009年7月28日火曜日

自分が好きなモノたちは


リコーがデジタルカメラ「GR DIGITAL III」を発表しました。
コンパクトデジカメでF1.9の単焦点レンズなので、明らかにマニア向けの機種ですが、あえてこういった機種を出すリコーが好きです。

ここに興味深い記事を発見


これを読んで、自分が好きなモノの共通点をひとつ発見。
末永く大事にしていけるものであること。
それは、メーカーがその製品を愛し、大事に育て続けてくれていること。
リコーのデジカメはGX200を持っていますが、これも時々ファームウェアが出て、バグが修正されたり、機能が改善されたりします。
そういうのがあると、自分のデジカメをずっと大切にしていこうって思えます。

iPhoneも同じです。OSが時々バージョンアップしますが、それによってバグが消され、新しい機能がどんどん追加されます。
1年くらい使っても新鮮な気分で使い続けられるのです。
普通の携帯は、作り手の意識としては、毎年1回はニューモデルを出さなければならない!というノルマに追われているので、新しい機種を発表した頃には、もうその機種への意識はなく次のモデルをどうするかのみが重要事項です。
でもそれって、ユーザーにとってはすごく悲しいこと。
バグがあっても、よほどのことがない限り(ま、日本のケータイはよくも悪くも熟成しきっているので、そんなことはほとんどないとは思いますが。それがつまらない原因の1つでもありますね)、対応はしないだろうし、新しい機能なんて追加できません。せいぜい着信音とゲームを増やすくらいです。

1つの携帯やデジカメを最低でも3年くらいはワクワクした気持ちや愛情を持って接することができたら、それは幸せです。
日本のモノ作りに関わる人達は、そういったところを大事にしてほしいなと思います。
買った時点で、開発者から見放されている製品は本当に可哀想です。

iPhoneとGX200、最近の小物では、本当に触っているだけでうれしくなるガジェットです。




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